2021-09-10から1日間の記事一覧

第27章 宇宙開発支援(27.5, 27.6以外)

衛星だけでなくロボットにも興味があるので、図書館でこの本を手に取ってみました。 数式の部分はもっとちゃんと力学を勉強しないと理解できなそうだったので、先にお目当ての宇宙開発の章の数式以外を読みました。 ロボットアームの先端に人型ロボットくっ…

今後の勉強について

今日駒場図書館で人工衛星の力学と制御ハンドブックの目次を見て、3~5章は特に難しそうだなと思い、6章から9章を先に読もうと思いました。 1章が読み終わったら6章に進みたいと思います。 古典力学だけでなく解析力学もちゃんと勉強しないといけないんだな…

1.3 人工衛星の軌道と軌道制御

人工衛星の軌道はケプラー軌道で近似されます。 軌道六要素のうち平均近点離隔(mean anomaly)がどこのことを言っているのかよくわかりませんでした。 人工衛星の摂動には次のような要因が考えられます。 中心天体の形がいびつで重力にムラがある。 →重力ポ…

1.2 人工衛星の姿勢と軌道

1.2.1 人工衛星の姿勢 人工衛星は様々な物質でできており、ケースバイケースで数学モデルを使い分ける必要があります。 剛体:衛星本体、それに剛についている弾性体も含めることがある。 弾性体:太陽電池パネルや大型アンテナなど 流体:液体燃料、ニュ-…

1.1 人工衛星のミッションと姿勢・軌道制御系の役割

「きく6号」の場合 最も厳しい指向要求精度は0.01度(Kaバンドマルチスポットビーム用のアンテナ)なのに対し、次のような姿勢を狂わせる要素があります。 柔軟構造物(電池パドルなど)の振動 太陽放射圧や熱変形によって緩やかに変化する外乱トルク →リア…