1.3 人工衛星の軌道と軌道制御

人工衛星の軌道はケプラー軌道で近似されます。

軌道六要素のうち平均近点離隔(mean anomaly)がどこのことを言っているのかよくわかりませんでした。

人工衛星の摂動には次のような要因が考えられます。

  • 中心天体の形がいびつで重力にムラがある。

  →重力ポテンシャルのゾーナル項という部分が無視できなくなるそうです

  →軌道系射角がゼロの静止衛星では重力ポテンシャルの非ゾーナル項でドリフトという現象が起こるらしいです(ここら辺全く分かりません)

  • 月や太陽からの影響
  • 太陽放射圧…静止軌道のときに効果が顕著らしいです。なぜかは分かりません。
  • 大気抵抗…低軌道において顕著。大気が低いほど濃くなっていくことから明らかですね。

 

軌道の種類がたくさんあってそれぞれに向いている用途があるようです。詳しくは書きません。

宇宙機の軌道決定のための観測や計測は読んでいて非常に楽しそうだと思ったので詳し目に書いておきます。

普通は地上からの

  • 電波追跡
  • 光学追跡

です。

惑星探査ではレンジアンドレンジレート法が通常使われるらしいですが、これが何かは分かりません。

地球からの距離が離れるほど誤差が大きくなるため、宇宙機自身による光学航法が検討されています。

新出単語:ドップラー周波数偏倚、シュミットカメラ