宇宙工学入門10月15日メモ

*固体推進薬

添加物がたくさん

-可塑剤:柔軟性を上げる

-バインダ:結合剤

-燃焼速度触媒:燃焼速度の調節

-不透明化添加物:内部への放射電熱を防止

-安定化添加物:自発分解を防止

-消炎用添加物:火炎・煙の抑制

 

製造者によって品質が異なる(ノウハウが必要)

火薬の取り扱いは規制が多い(火薬類取締法

 

花火だけは火薬類取締法の例外になっている。法律よりも花火の産業の方が古いから、いきなりそこに取締を入れるのは難しい。危険。花火は花火として使われるときのみ許されるから、絶対分解するなって書いてあるらしい。

燃焼ガスが3000Kでほとんどの金属が耐えられない→冷却が必要

 

推進薬の種類

-ダブルベース推進薬

--ニトログリセリン:燃料と酸化剤(液状、可塑剤、反応性高い、酸化剤過多)

--ニトロセルロース:燃料+酸化剤(固形、バインダ、比較的安定、燃料過多

-コンポジット推進薬

--酸化剤:固形粉末、過塩素酸アンモニウム(AP)など

--燃料:高分子樹脂、バインダ、ポリ塩化ビニル(PVC)、末端粉末(アルミなど)を添加することもあり